耳鼻咽喉科108ページにて説明されているFrey症候群につきまして耳介側頭神経の副交感神経成分が耳下腺の唾液腺分泌を担っているとありましたが、同じく耳鼻咽喉科16ページの2個目の米印で耳下腺分泌(舌咽神経の働き)とありますが耳下腺分泌を担うのは耳介側頭神経(ネットではV₃下顎神経の枝と出てきました)と舌咽神経のどちらなのでしょうか。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/naika/107/10/107_2183/_pdf
↑こちらの2ページ目、解説がわかりやすいと思います。
(耳介側頭神経症候群は、三叉神経第3枝の下顎神経の分枝である耳介側頭神経への〜(中略)〜副交感神経線維は延髄に位置する下唾液核に発して舌咽神経を通り、鼓室神経として分岐した後に耳神経節に至る。節後線維は、耳介側頭神経に加わって、耳下腺で唾液分泌を司る)
つまり、耳介側頭神経はもともと三叉神経の枝ですが、舌咽神経に合流して耳下腺へ分布するため、「耳下腺分泌は舌咽神経支配」とされます。
例えて言うなら、日本人プロ野球選手がアメリカの大リーグ進出して勝利したときに、もともとは日本の選手ではあるものの、それはアメリカチームの勝利、と言われるようなものでしょうか?
迅速なご回答ありがとうございます。
とても良く分かりました。
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