解決済 102E43 21.救急

敗血症性ショックについて

お世話になっております。
2018年度のあたらしい救急を拝見いたしました。
2.4敗血症性ショックの臨床像の102E43で、診断基準2つを満たさずに、敗血症性ショックと診断してもよいのでしょうか?
もし、敗血症性ショックでなければ、選択肢eのドパミン投与が第1選択であり、解説では仰っていたノルアドレナリンは第1選択にはならないのではないでしょうか?
ちなみに、2017年度のあたらしい感染症の1.7の82D37では、同じ状況下で、敗血症性ショックとまでは診断されず、ノルエピネフリンではなく、ドパミンを選択していました。
ご回答のほど、よろしくお願いいたします。

回答2件

  • 実は新しい敗血症性ショックの定義をキレイにみたしたピッタリの臨床問題はこれまで出題がないのです。
    この問題のケースでは「四肢は温かい」+血圧低下、で判断していくしかなさそうです。

  • お忙しい中、ご回答ありがとうございます。
    そうなのですね、敗血症性ショックは出題文から判断していくようにします。
    ありがとうございました。

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  • 問題参照 102E43

    60歳の男性。意識障害のため搬入された。3日前から排尿困難と38.0℃の発熱とを生じ、全身倦怠感を訴えていたが今朝から家人の呼びかけに応答しなくなった。5年前に糖尿病を指摘されたが放置していた。1年前に尿の出にくさを自覚し、近医を受診したところ残尿が40mLであった。意識は混濁。身長160cm。体温39.2℃。脈拍112/分、整。血圧66/40mmHg。四肢は温かい。直腸診で前立腺は軟らかく触れる。尿所見:蛋白2+、糖3+、潜血2+、沈渣に赤血球20~30/1視野、白血球100以上/1視野。血液所見:赤血球381万、Hb 11.5g/dL、白血球13,600、血小板36万。血液生化学所見:血糖320mg/dL、尿素窒素36.0mg/dL、クレアチニン3.2mg/dL。CRP 18.5mg/dL。動脈血ガス分析(自発呼吸、room air):pH 7.30、PaO2 80Torr、PaCO2 35Torr、HCO3- 18mEq/L。直ちに末梢静脈から輸液を開始した。
    次に行う対応として適切なのはどれか。2つ選べ
    • a 輸血
    • b 気管挿管
    • c 血液透析
    • d 抗菌薬投与
    • e ドパミン投与
  • 関連トピック

    なし