解決済 102I57 02.内分泌代謝

甲状腺悪性リンパ腫と低エコー

平素より大変お世話になっております。

本問の問題文の最後には、「甲状腺超音波検査で右葉下部に著明な低エコー域を認める。」とありますが、これは悪性リンパ腫を見ているという理解でよろしいでしょうか?

また、甲状腺悪性腫瘍の超音波検査所見は乳頭がんの点状高エコーしか存じ上げなかったのですが、本所見も覚えておくと得でしょうか?

回答2件

  • 2019年度版のあたらしいシリーズをご利用のようですので、内分泌代謝のテキスト3.8、1ポチ目を再度ご確認下さい。

    • ありがとうございます。確認不足でした・・・。

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  • 問題参照 102I57

    72歳の女性。前頸部腫瘤を主訴に来院した。40歳代から甲状腺腫を指摘されていたが特に治療は受けていなかった。2週前から前頸部腫瘤が急に増大してきた。身長158cm、体温36.2℃。脈拍80/分、整。血圧138/64mmHg。前頸部に横径約9cmのびまん性の甲状腺腫を触れる。甲状腺腫は硬く、表面に凹凸がある。甲状腺に圧痛は認めない。頸部皮膚に発赤を認めない。右側頸部に径1cmのリンパ節を2つ触知する。血液所見:赤血球380万、Hb 11.8g/dL、Ht 38%、白血球5,600、血小板18万。血液生化学所見:TSH 18.5μU/mL(基準0.2~4.0)、FT3 2.5pg/mL(基準2.5~4.5)、FT4 0.7ng/dL(基準0.8~2.2)。免疫学所見:抗サイログロブリン〈TG〉抗体18.8U/mL(基準0.3以下)、抗甲状腺ペルオキシダーゼ〈TPO〉抗体45U/mL(基準0.3以下)。甲状腺超音波検査で右葉下部に著明な低エコー域を認める。
    考えられるのはどれか。2つ選べ
    • a 亜急性甲状腺炎
    • b 慢性甲状腺炎
    • c 無痛性甲状腺炎
    • d 甲状腺濾胞癌
    • e 甲状腺悪性リンパ腫
  • 関連トピック

    なし