稚拙な質問で大変恐縮ですが、111E01では誤嚥予防にとろみをつけるが正解になっています。
しかし110F09では誤嚥予防に流動食は推奨されないとなっております。
自分としましてはどちらも同じ粥状なイメージなのですが、全然違いますか?
https://www.tyojyu.or.jp/net/kenkou-tyoju/koureisha-shokuji/joshoku-ryudoshoku.html
こんな感じでしょうか。
嚥下しやすくするためにはとろみ(まとまりをつける)をつけて、消化器の負担を減らすには固形成分を極力減らす、と言った感じでしょうか?
ありがとうございます。
takrousanさん
離水性の有無が違いだと思います。
流動食(ミキサー食)はどろどろになっているので咀嚼機能の代替にはなるかも知れませんが、嚥下機能に関して言うと離水性がいい(水のしたたる感じ、スプーンですくうとポトポト垂れるような)のでムセや誤嚥性肺炎のリスクは下げてくれません。
一方で、とろみ食は離水性が悪いため、一塊になって食道に入っていくので誤嚥しにくいです。
参考
嚥下ピラミッド
http://anz-homecare.com/blog/2017/09/06/%e3%80%90%e5%9a%a5%e4%b8%8b%e3%83%94%e3%83%a9%e3%83%9f%e3%83%83%e3%83%89%e3%80%91%e6%91%82%e9%a3%9f%e5%9a%a5%e4%b8%8b%e3%83%aa%e3%83%8f%e3%83%93%e3%83%aa%e3%83%86%e3%83%bc%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%b3/
市立奈良病院 森川 暢先生のスライド
https://slide.antaa.jp/article/view/f8ca698995d846ed#27(要ログイン)
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高齢者の誤嚥予防に有効なのはどれか。