サラセミアはグロビン鎖が合成障害されることで起こる溶血性貧血と理解していますが、TIBCが減少する理由がイマイチしっくり来ません。ヘモグロビンの合成障害によって鉄とフェリチンが余るので上昇するのはわかりますが、フェリチンが上昇するとトランスフェリンが合成されなくなるのはなぜですか?
とりさんは『あたらしいシリーズ』の内科外科を受けてくださっているようです。血液の講座はご覧いただけましたか? そこで細かく解説しているはずです。
覚えるべきことだけをかいつまんで書くなら;
鉄とTIBC/UIBCは逆に動きます(ACD除き!)。
よって、サラセミアでは鉄が余るためTIBC/UIBCは減少です。
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