拡散能の指標としてA-aDO2とDLcoがありますが、違いは何でしょうか。
調べてみるとA-aDO2は測定が難しいとあったり、
シャント率が高いとPaO2が上がりづらいためDLcoの方が参考になる、
とありました。
国試においては、この二つは同様と考えて問題ないでしょうか?
(A-aDO2が上がる時はDLcoも上がり、逆もまた同じ、ということです)
よろしくお願いいたします。
AaDO2というのは、1型呼吸不全か2型呼吸不全かの鑑別に用いるもので、簡単にいうとCO2が貯留する呼吸不全かどうか見分けるために用います。DLCO2というのは拡散能の指標です。シャント率が高いとPaO2が上がりにくくCO2が貯留していなくてもAaDo2が高くなってしまうこともありそうですね。AaDo2の計算式を見直してみると理解できると思いますよ。
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