解決済 -

A-aDO2とDLcoの違い

拡散能の指標としてA-aDO2とDLcoがありますが、違いは何でしょうか。

調べてみるとA-aDO2は測定が難しいとあったり、
シャント率が高いとPaO2が上がりづらいためDLcoの方が参考になる、
とありました。
国試においては、この二つは同様と考えて問題ないでしょうか?
(A-aDO2が上がる時はDLcoも上がり、逆もまた同じ、ということです)

よろしくお願いいたします。

回答2件

  • AaDO2というのは、1型呼吸不全か2型呼吸不全かの鑑別に用いるもので、簡単にいうとCO2が貯留する呼吸不全かどうか見分けるために用います。DLCO2というのは拡散能の指標です。シャント率が高いとPaO2が上がりにくくCO2が貯留していなくてもAaDo2が高くなってしまうこともありそうですね。AaDo2の計算式を見直してみると理解できると思いますよ。

    • ありがとうございます!
      拡散能とDLCO2はイコールの関係だけども、
      AaDO2は拡散能とイコールではなく、CO2が溜まる病態のときに上がるということですね。
      つまり例えばシャント率が高い場合や、換気血流不均等の場合は拡散能が落ちているわけではないので、DLCO2正常だけどAaDO2開大。
      拡散障害の場合はDLCO2低下、AaDO2開大。
      というふうになりますか?

コメントを投稿する

ログインするとコメントを投稿することができます。

  • 関連トピック

    なし