解決済 112A10 15.眼科

視力調整

お忙しいところ失礼いたします。遠位視力が0.8(1.0x+1.0D)であり近点が1mの患者の調節力はいくつかという問題に遠点がわからず悩んでいます。
112A10の類似問題ということですが、調節力が近点の逆数引く遠点の逆数ということ以外にどう考えればいいでしょうか。ご指導いただけると幸いです。

回答4件

  • 回答させて頂きます。
    使用レンズ(+1.0D)から、遠点は眼の後方1.0mです。

    遠点距離は、遠視ですので今回はマイナスと考えます。従って

    1/1.0-(1/-1.0)より2.0Dです。

    近点距離から導いた調節力に使用レンズのDをそのまま足した方が簡単かもしれません。
    近点距離1mなので元々の調節力は1.0Dです。+1.0Dのレンズを使っているので1.0+1.0より2.0Dです。

  • 返信が遅れてしまい申し訳ありません。丁寧な説明をありがとうございます。
    もし使用レンズを(+2.0)に変えたなら1/1.0-(1/-2.0)によって1.5Dとなるわけですね。式と数値の関係をきちんと覚えていこうと思います。

    • ご返信有り難うございます。
      いえ、1.5Dではなく3.0Dです。
      ご提示の式に沿えば1/1.0-(1/(1/-2.0))となるかと思います。
      思うにジオプトリと遠点距離(近点距離)を混同されている気がします。

      近視は元々のジオプトリが高すぎるから水晶体が膨らみすぎて像が網膜より近くになってしまう→調節力をいい感じにするためにはジオプトリを下げる
      遠視は元々のジオプトリが弱すぎるから水晶体が膨らまずに像が網膜より遠くになってしまう→調節力をいい感じにするためにはジオプトリを上げる

      こういうことです。元々1.0Dの調節力の人が+2.0Dのレンズを使用したなら調節力はそのまま1+2で3Dとなるわけです。ジオプトリは高すぎても低すぎてもだめです。
      例えば近視である私の場合、裸眼だと近点距離8cm程度なので調節力は1/0.08つまり12.5Dです。眼鏡をかけると近点距離が20cmくらいになり調節力は1/0.2つまり5D程度に落ちます。従って眼鏡が-7.5Dであるということになります。このように自分に置き換えて理解されてみるとわかりやすいかもしれません。

      長文になり失礼いたしました。

  • 返信が遅れて申し訳ありません。ジオプトリと遠点距離を混同されているというご指摘の通りで色々と勘違いをしておりました。丁寧な説明なおかげで自分の勘違いに気づくことができてとても感謝しています。
    この度は本当にありがとうございました。

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  • 問題参照 112A10

    遠点が50cm、近点が25cmの成人の眼の調節力はどれか。

    • a 1.0D
    • b 2.0D
    • c 4.0D
    • d 6.0D
    • e 8.0D
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