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閉塞性肥大型心筋症Brockenbrough現象

閉塞性肥大型心筋症におけるBrockenbrough現象は期外収縮後の心拍で動脈の脈圧が減少する現象であるが,左室収縮力が増大することにより左室流出路圧較差が増加するためみられる

という記述があるのですが、左室流出路圧較差が増加する場合でも流入路の圧力のみ上昇し流出路の圧自体は下がらない場合もあるように思えます。なぜ1行目のように動脈の脈圧が減少するのでしょうか。

回答1件

  • T-NUTさん、コメント失礼いたいします。
    まず前提としまして、
    脈圧=収縮期血圧と拡張期血圧の差(A)であり、
    左室流出路圧較差=左室流出部と大動脈流出部の差(B)だと思います。(Bに関しては違ったらすみません…)
    ですので、質問文後半につきまして、脈圧の意味を少々取り違えているように感じました。

    HOCMの背景に期外収縮が起こりますと、心収縮力が上がり左室流出部の圧が上がりますのでBは上昇しますが、
    流出路の狭窄(ASHによる)のため心拍出量は減少し、拍出しにくいことにより後負荷が上昇する?ので、収縮期血圧減少、拡張期血圧増大といった脈圧低下傾向に傾くと勝手ながら考えました。
    僕もこの考えで正しいか自信がありませんので、どうかご参考までに!

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