解決済 - 21.救急

アドレナリン半減期について

※テストゼミ予想篇第3回に関する質問でネタバレを含みますので、まだ解いていない方はお気をつけください。






問題46(Yerevan)選択肢bにおきまして、
解説のアドレナリン筋注で血中半減期が「40分(筋注後約10分でMAX)」とありました。
調べたところ、おそらく下記URLのガイドラインp15を参照されていて、
日本アレルギー学会が出しているものなので間違いはないと思いますが、
心停止の際にアドレナリンの静注をする際には治療アルゴリズム2サイクル(約4分)おきに
投与を行うというのがあり、その理由がアドレナリンの血中半減期が3~5分だから
という記憶があります。

直接国試に出る内容ではないかもしれませんが、静注と筋注で血中半減期が異なるのか、
あるいはこの半減期の違いについてご存じの方がいらっしゃいましたら、ご教授ください。

https://anaphylaxis-guideline.jp/pdf/anaphylaxis_guideline.PDF

回答2件

  • 静注は直接血管内に薬物を投入し全身に巡ります。対してそれ以外の投与経路は皮静脈、門脈やリンパ管等を経由し肝代謝を経た後全身に回ります。ですのでイメージで言うなれば、筋注はじわじわ効いてゆっくり代謝され、静注はすぐ効いてすぐ代謝され消え、半減期も異なります。
    お答えになっていれば幸いです。

    • こちさん、丁寧なご説明ありがとうございます!
      血中半減期ということだけを考えておりましたが、確かに代謝経路も考えたら静注は一番速く、それ以外だと時間がかかるイメージができたので、そう考えるようにいたします!

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