解決済 106I42 07.循環器

感染性心内膜炎のオペ適応

画像から疣贅が有茎状でぶらぶらしているので塞栓症を防ぐ目的でオペ適応なのかと思い、緊急手術を選びました。
感染性心内膜炎のオペ適応か否かは疣贅が不安定かどうかは関係ないのでしょうか?
抗菌薬で疣贅は小さくなるものなのですか?

回答2件

  • 疣贅は抗菌薬で縮小しますし、反応性が良ければ消失しうると理解しています。

    感染性心内膜炎のオペ適応の中に、「内科的治療に抵抗性の時」というのがあると思いますが、これが抗菌薬投与にて縮小または消失が見られない場合のことではないでしょうか

  • 進行性の弁破壊による心不全
    刺激伝導系の障害
    真菌によるIE
    持続菌血症
    繰り返す塞栓

    このあたりが外科の適応かと思います。
    IEの治療は長期にわたるので、真菌治療薬による骨髄抑制などの副作用を考えるとオペ適応になります。

    問題が起こってからオペしてるように思います。

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  • 問題参照 106I42

    36歳の男性。発熱と全身倦怠感とを主訴に来院した。4週前に口蓋扁桃摘出術を受けた。3週前から悪寒戦慄を伴う37~40℃の発熱があり、市販の総合感冒薬を内服しても解熱しなかったため受診した。息苦しさは自覚していない。脈拍100/分、整。血圧120/82mmHg。心尖部に収縮期雑音を聴取する。両手掌に2mm大の小出血斑を認める。血液所見:赤血球310万、Hb 11.2g/dL、Ht 30%、白血球15,800、血小板15万。CRP 10mg/dL。血液培養の結果はまだ分からない。心エコー図を別に示す。
    直ちに開始する治療として適切なのはどれか。
    • a 緊急手術
    • b 抗菌薬の投与
    • c 抗ウイルス薬の投与
    • d 免疫グロブリンの投与
    • e ステロイドパルス療法
  • 関連トピック

    なし