解決済 107B55 06.呼吸器

無気肺、肺癌のCTでの見え方について

107B-55の胸部造影CTの画像(B)では無気肺、107D-53の胸部造影CTの画像(C)では原発巣肺癌の診断となっています。
恥ずかしながら、私にはCTでどちらも同じように見えて、107B-55においても右肺の腫瘤全体が肺癌だと考えてしまいました。
二つの画像でどのような見え方の違いがあるのでしょうか。臨床像と併せて判断するしかないのでしょうか。
教えていただければ幸いです。

回答2件

  • 仰せのようにCTだと判別は困難ですね。
    この場合は、エックス線の方がわかりやすいと思います。
    肺区域に沿って白ければ無気肺です。

  • X線と合わせて判断すると良いのですね!わかりました。ありがとうございます。

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  • 問題参照 107B55

    次の文を読み、55~57の問いに答えよ。
    68歳の男性。血痰を主訴に来院した。
    現病歴:3か月前から咳嗽があり、時々血痰も出現していた。最近血痰の回数が増加したため来院した。
    既往歴:55歳時に胆石症で手術。
    生活歴:中華料理店に50年間勤務。喫煙は20本/日を48年間。飲酒は日本酒5合/日を40年間。
    家族歴:特記すべきことはない。
    現 症:意識は清明。身長173cm、体重77kg。体温36.6℃。脈拍64/分、整。血圧134/82mmHg。呼吸数18/分。SpO2 93%(room air)。頸部リンパ節を触知しない。心音に異常を認めないが、呼吸音は右上前胸部で減弱している。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。
    検査所見:血液所見:赤血球468万、Hb 13.9g/dL、Ht 42%、白血球8,800(桿状核好中球20%、分葉核好中球45%、好酸球1%、好塩基球1%、単球6%、リンパ球27%)、血小板15万。血液生化学所見:血糖130mg/dL、HbA1c 7.4%(基準4.6~6.2)、総蛋白7.5g/dL、アルブミン3.9g/dL、尿素窒素12mg/dL、クレアチニン0.6mg/dL、尿酸6.9mg/dL、総コレステロール246mg/dL、トリグリセリド190mg/dL、総ビリルビン0.9mg/dL、AST 35U/L、ALT 28U/L、LD 198U/L(基準176~353)、ALP 264U/L(基準115~359)、γ-GTP 50U/L(基準8~50)、アミラーゼ98U/L(基準37~160)、CK 42U/L(基準30~140)。CEA 3.5ng/mL(基準5以下)、SCC 9.7ng/mL(基準1.5以下)。CRP 1.5mg/dL。心電図に異常を認めない。胸部エックス線写真(A)と胸部造影CT(B)とを別に示す。
    患者に対する説明で適切なのはどれか。
    • a 「右肋骨に病変があります」
    • b 「右肺の血管が詰まっています」
    • c 「右胸の中に水がたまっています」
    • d 「右肺の中に膿がたまっています」
    • e 「右肺の太い気管支が詰まっています」
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    なし