解決済 111D11 04.免疫

ワルファリンと肝障害

ワルファリンの作用について、肝障害があると凝固因子が作れないところにさらに抗凝固薬を入れるから効果が増強するとおっしゃっていたのですが、その解釈だと肝障害による凝固機能低下に加えてワルファリンの効果が作用するということになり、凝固機能はさらに低下すると思いますが、ワルファリン自体の効果が増強するとは言えないのではないでしょうか。
私自身は肝障害により初回通過効果によるワルファリンの薬効減弱が障害されるため薬効が増強されると考えたのですが、この理解で間違ってないでしょうか。

回答2件

  • ちょうど究極MAPのリリース前最終校正で該当部分をチェックしたばかりでしたので、即レスですw
    不安になり少し調べましたが、結論から言うと講義内容通りで問題なし。

    https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjsth/12/2/12_2_111/_pdf

    最初のページ、右段、2の冒頭「肝代謝能は低いため初回通過効果は無視できる

    >その解釈だと肝障害による凝固機能低下に加えてワルファリンの効果が作用するということになり、凝固機能はさらに低下する

    これはワルファリン自体の効果が増強といって差し支えないかと思います。

  • なるほど、納得いたしました。
    ご回答ありがとうございました。

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  • 問題参照 111D11

    ワルファリンについて正しいのはどれか。

    • a 直接トロンビン阻害薬である。
    • b プロテインCの作用を増強する。
    • c 納豆はワルファリンの作用を増強する。
    • d 重篤な肝障害の患者では効果が減弱する。
    • e 薬効のモニタリングにPT-INRを用いる。
  • 関連トピック

    なし