ワルファリンの作用について、肝障害があると凝固因子が作れないところにさらに抗凝固薬を入れるから効果が増強するとおっしゃっていたのですが、その解釈だと肝障害による凝固機能低下に加えてワルファリンの効果が作用するということになり、凝固機能はさらに低下すると思いますが、ワルファリン自体の効果が増強するとは言えないのではないでしょうか。
私自身は肝障害により初回通過効果によるワルファリンの薬効減弱が障害されるため薬効が増強されると考えたのですが、この理解で間違ってないでしょうか。
ちょうど究極MAPのリリース前最終校正で該当部分をチェックしたばかりでしたので、即レスですw
不安になり少し調べましたが、結論から言うと講義内容通りで問題なし。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjsth/12/2/12_2_111/_pdf
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最初のページ、右段、2の冒頭「肝代謝能は低いため初回通過効果は無視できる」
>その解釈だと肝障害による凝固機能低下に加えてワルファリンの効果が作用するということになり、凝固機能はさらに低下する
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これはワルファリン自体の効果が増強といって差し支えないかと思います。
なるほど、納得いたしました。
ご回答ありがとうございました。
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ワルファリンについて正しいのはどれか。