腹膜刺激症状をきたしており、汎発性腹膜炎を呈している場合、この段階でMRIを施行する余裕はあるのでしょうか
まず、腹膜炎の治療をしてから肝癌の精査目的のためにMRIというのは考えられませんか?
仮に今すぐは行わないとしても、今後「肝癌の精査目的のためにMRI」を行う余地があるのならば「検査として適切でない」とはいえないのではないでしょうか。
一方、腹部造影CTに関しては、クレアチニンが4.5とかなり上昇しており、高度の腎機能障害が想定されますので、禁忌といえる選択肢であると思います。ですので、両者を比較したときに造影CTの方が「検査として適切でない」ものと考えました。
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