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高齢者のクレアチニン濃度について

高齢者は糸球体排泄量が低下するので、血清クレアチニン濃度が増加すると、2018老年医学で先生がおっしゃっていたのですが、TECOMのCBT問題集を解いたときに、加齢に伴いでクレアチニン濃度が上昇するか?という選択肢に対し「高齢者では筋肉量が低下するのでクレアチニン産生が低下するため血清クレアチニン濃度は低下する」と書いてあり両方とも納得のいく説明なので、どちらが正しいか判断できません。

また、老年医学に関する本がそもそも見当たらず、サイト(https://jin-lib.jp/disease/senior/sarcopenia.html)にも血清クレアチニン濃度は上昇することも低下することもあるというようなあいまいなことが書いてあります。
ケースバイケースなのかなと思うのですが、選択肢で問われたときに困ってしまうので、ご存知の方、回答していただけると幸いです。

回答3件

  • どちらも正しいと思います。
    腎機能が保たれている高齢者を見れば後者が。障害されていれば前者が。
    加齢現象を一般化するのは難しいですね。

    少し気になったのは、加齢にともなって減少しうるのは糸球体ろ過量であって、クレアチニンの排泄量(約1g/day)は変わらないと思います。
    クリアランスが下がる分血清濃度があがっているので。

  • 動画を見させていただきました。
    いつも講座を見てて、先生が「こっちではこう言っててあっちではこういってて正解どっちだーと質問する学生います」とおっしゃってて、そんな学生がいるのかぁと思ってたらまさか自分がそれになってたとは、全然気づきませんでした...
    動画でおっしゃってた通り、筋肉量が減ってクレアチニン産生量が減るという考え方を得られたということに重きを置こうと思います。
    また、ちぷそんさんの指摘も問題の本質をついており、大変勉強になりました。

    穂澄先生とちぷそんさん、ご回答ありがとうございました。

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