PaCO2=PACO2=36torr
PAO2=105torr
したがってPA(CO2+O2)が141torrになります
吸入酸素は150torrですが、この差の9torrは肺の水蒸気とかに置き換わっているのですか?
初歩的と言いつつ、かなり難しい議論をされている気がします。
たぶんですが、吸入酸素=150torrっていうのがそもそも近似値というか、概数なのが問題なのではないでしょうか?
以下参照。
https://medical-term.nurse-senka.jp/terms/1352
見当外れな回答だったり、答えになっていなかったらすみません。
ご回答ありがとうございます。
吸入酸素濃度が変われば、A-aDO2は開大しますね。
ただ結局、PAO2=PaO2+A-aDO2で計算する以上はPA(CO2+O2)と吸入酸素濃度の差は埋まらないような・・・
思うに、吸気と呼気を分けて考えるのがおかしいのかもしれません。
そもそもPaCO2/0.8という部分が、代謝から考えたin/outの平衡状態の話をしているのですから、A-aDO2の公式から求めるPAO2は吸気/呼気の平均的な意味合いです。
PAO2(呼気)は(平均の)PAO2よりももっと低くなりますし、
CO2の拡散が一瞬でなされるならばPAO2(吸)=150でもありません。
また呼気は多くの水蒸気を含みますからそこを考慮すると、ごちゃごちゃして求まるものではありませんね。
ぼやきになってしまいました(笑)
ご意見集まるのを、もう少し待ちたいです。
ご回答ありがとうございました。
せーりんぐさんの質問を拝見するに、吸入酸素分圧の150Torrが肺胞で酸素、窒素(+α?)と等しくなるはずという(誤った)前提があり、そのために混迷を来しているように感じます。PA(CO2+O2)とPIO2(※Iは吸入気の意味)を比べることに意味は無いです。しかし、酸素、窒素のほかに、少し触れられていた水蒸気と大気の最大派閥である窒素を加えた、窒素、酸素、二酸化炭素、水蒸気の合計は地上では760 orrになります。本症例では、大気(窒素600Torr、酸素160Torr:合計760Torr)、吸入気(窒素563Torr、酸素150Torr、水蒸気47Torr、二酸化炭素0Torr:合計760Torr)、肺胞気(窒素572Torr、酸素105Torr、水蒸気47Torr、二酸化炭素36Torr:合計760Torr)と計算できます。
以上より、質問では吸入酸素150Torrを中心に考えすぎていたことが分かるかもしれません。あえて質問にある差の9Torrが何に置き換わったか?に答えるとすると、「窒素」になるでしょうか?
ちなみに上にも触れられている呼吸商の話に関連してですが、PIO2-PCO2/0.8=PAO2が成立します。呼吸商が0.8の時は1molの酸素を使って0.8molの二酸化炭素を排出していることを意味します。本症例ではPCO2=36Torrより、36÷0.8=45Torrの酸素と36Torrの二酸化炭素が肺胞で交換されているイメージで考えることができ、この差が9Torrになっているわけです。
ご回答ありがとうございます
http://www.eonet.ne.jp/~hidarite/ce/kokyuu06.html
このページにも同じことが書いてありました。
まず私の間違いから。吸気も飽和水蒸気圧として計算するので呼気の水蒸気が多いと考えるのは間違いでした。
その上でやはり窒素が増える理由が分かりかねます。
体内から排出されるものでは無いと思いますが、この分圧差9はどこからやってくるのでしょうか。
よろしくお願いします。
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ある患者の動脈血ガス分析(room air)のデータを示す。
pH 7.40、PaCO2 36Torr、PaO2 79Torr。
肺胞気-動脈血酸素分圧較差〈A-aDO2〉を求めよ。
ただし、小数点以下の数値が得られた場合には、小数第1位を四捨五入すること。
解答:①②Torr