解決済 111G26 16.耳鼻咽喉科

頸部CTの読影

画像において、最前方(画面上方)に写っている白い骨は下顎骨でしょうか。下顎骨と喉頭が同じレベルで映ることが納得出来ませんし、映るのなら、間の舌骨も映りそうな気がします。図で甲状軟骨と示されているものが舌骨の形とも似ていることがその思いを増強させます。
下顎骨のレベルなら甲状腺は映らないというのは理解出来ますが、喉頭のラインとすると画像で甲状腺が映りそうな気がしてしまいます。甲状腺を上方で切断すると、図で被裂軟骨と示されている形と良く似た形で映ることが、その思いを増強させます。
また、このレベルでは総頸動脈だと言うことですが、内頸動脈と外頸動脈に分かれるのはどのくらいの高さでしょうか。
頸部CTは見る機会があまりない為なかなかうまくイメージ出来ません。どなたかよろしくお願い申し上げます。

回答2件

  • 下顎骨であってます。
    内頚動脈と外頚動脈の分岐は、概ね下の歯が映るスライスという印象です。

    MRIですが、どのスライスに何があるかの確認には使えるので、ぜひアクセスしてみてください。
    http://medicalimagecafe.com/tool/neckmri/01.html

    矢状断・冠状断のイラストを参考にしながら、水平断のCTを眺める癖をつけると解剖学的理解に役立ちます。

  • 回答有難うございます。専門のDrに聞きますと、患者さんの体位の都合で真っ直ぐ撮影出来ないこともあるようです。下顎骨のオトガイ最先端の所がギリギリ写り、舌骨はこの面よりも僅かに上で映らないようです。本来、下顎骨の真後ろにはオトガイ舌筋が張っていますが、下顎骨のオトガイの先端よりも僅かに上で張っているため、本問の断面では撮像が弱いそうです。 難しいですね。
    サイトの方も見させて頂きます。

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  • 問題参照 111G26

    頸部造影CTを別に示す。

    このスライスレベルで確認できないのはどれか。

    • a 喉頭
    • b 甲状腺
    • c 外頸静脈
    • d 総頸動脈
    • e 胸鎖乳突筋
  • 関連トピック

    なし