お忙しい中、失礼します。
循環減少性ショックに対して、末梢静脈路が取れない場合、骨髄路確保を考慮することはないのでしょうか。
今回の問題では、中心静脈路を確保するという設定のもと回答には至れると思うのですが、
骨髄路確保と中心静脈確保を天秤にかけた場合、優先順位などもしあれば、ご教授願いたいです。
実習中に一度救急の先生に教えて頂いたことがあります。子供など末梢血管が細く確保できない場合は骨髄路を使用することもあると言っていたと思います(うろ覚えなのでもしかしたら間違っているかもです)。ですが侵襲も大きくやはり中心静脈路をまずは取りに行くのが良いと思います。細かな優先順位などはわからないです。
ALS二次救命措置において、心肺停止患者へのアドレナリン投与は、経静脈(末梢・肘正中静脈が第1選択)で、末梢血管が確保できない場合に第2選択として骨髄、第3選択として気管内が推奨されていると、MEDU4救急のテキストに記載されています。
参考:https://www.jmedj.co.jp/files/item/978-4-7849-6438-3.pdf
迅速な静脈確保が必要で、末梢が取れない時は、小児でも成人でも骨髄路が第2選択となるようです。中心静脈は大量輸液が想定される今回のケースのようなやむを得ない場合に行うのではないでしょうか
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この患者に輸液を開始しようとしたが、体表に十分な太さの静脈がなく末梢静脈路を確保できなかった。
今後の治療のために確保すべき静脈路はどれか。