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高カリウム血症における静止電位の変化について

あたらしい基礎医学 Chapter 3.6 活動電位 : 2 心筋 p.55 の項におきまして、
「高K血症では静止電位の絶対値は上昇し」との記載がありますが、絶対値は低下するのではないでしょうか?
問題85(Magpie)に示される静止電位の算出式 : 60×log([K]o/[K]i)からも、[K]iが[K]oより大きいので、[K]oが大きくなると|60×log([K]o/[K]i)|は低下すると考えます。

ご査収のほどよろしくお願いします。

回答1件

  • 具体的にやってみました。
    通常時、[K]o = 5, [K]i = 135だとすると、|60×log([K]o/[K]i)| ≒ |60×log0.037| ≒ 60×1.43 ≒85。
    心停止するほどの高K血症時、[K]o = 10, [K]i = 135だとすると、|60×log([K]o/[K]i)| ≒ |60×log0.074| ≒ 60×1.13 ≒68。
    なるほど、たしかに絶対値は低下しますね。

    訂正の旨を出しておきます。
    ご報告、ありがとうございます!

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    なし