平素より大変お世話になっております。
2020年の新しいシリーズ+その後のアップデートを使用しており、穴埋めとしてインターフェロン、黒字で抗ウイルス薬が紹介されていました。本年度の国家試験でc型肝炎の治療を問われた際に、講師速報の解答ではa.インターフェロンではなくe.直接作用型抗ウイルス薬を正解としていますが、今後どちらかを選ぶ際には抗ウイルス薬を選ぶべき、と知識をアップデートすれば良いのでしょうか…?
ご理解のとおりです。
未来の医師国家試験で何が出るか、は誰にも分かりません。
ゆえに過去問をまず対策し、対策できなかった事項を少しずつアップデートしていく、という形が王道の勉強法になります。
実際、118A35は正答率が74%前後でしたので、合否を分けない問題でした(参考:117回は正答率78%前後の問題が合否を分けるラインでしたので、77%以下の問題は全問捨てても大丈夫なイメージです;むろんケアレスミスや採点除外問題などありますし、年度によって前後しますので、あくまで "イメージ" として捉えてください)。
端的に言うのであれば、国試でこれまで一度も出たこと無い知識は、常識から導けるケースを除き、まず合否を分けません。ゆえに後出しで次年度以降の受験生が対策すればよい形となり、こうした知識を実際の受験生が「予想」として対策してしまうと、近年の国試では厳しい戦いになってしまう傾向です。もはや主戦場はそこには無いためです。
ご回答いただきましてありがとうございます。
穂澄先生の仰る通り、王道の勉強法を心がけていこうと思います。
今年はボーダーが高く、もしかしたら来年もお世話になるかもしれませんので、その際には引き続き宜しくお願いいたします。
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