解決済 113F83 21.救急

熱傷による循環血液量減少性ショックの体血管抵抗

「広範囲熱傷受傷早期には血管透過性が亢進し、循環血液量減少が減少する。」との解説ですが,
循環血液量減少性ショックとなることは理解できるのですが,
血管透過性が亢進するのであれば敗血症性ショックと同様に血管抵抗は低下するとは考えられないでしょうか?

回答4件

  • 敗血症性ショックではNO上昇やADH低下等によって血管拡張が起こり、血管抵抗が低下します。循環血液量減少性ショックでは血流低下による血圧低下の代償として血管を収縮させ、血管抵抗は上昇します。「血管透過性亢進=血管拡張=血管抵抗低下」というわけではないのだと思います。間違っていたら申し訳ありません。

  • ご回答ありがとうございます。
    ただ,循環血液量減少に対する代償として血管収縮が起こるのであれば
    敗血症性ショックでも血管収縮が生じているとも考えられると思うのですが
    それを上回るサイトカインによる血管拡張があるのだと理解することにします.

    • 横から失礼致します。
      自信はないのですがこの場合の血管透過性亢進はストレス反応によるもので、毒素を出すこともないため敗血症と違って交感神経による血管収縮がより強く出やすいのかもしれません。

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  • 問題参照 113F83

    広範囲熱傷受傷早期のショックにおいて想定されるのはどれか。

    心拍出量 中心静脈圧 体血管抵抗
    上 昇 上 昇 上 昇
    上 昇 上 昇 低 下
    上 昇 低 下 上 昇
    上 昇 低 下 低 下
    低 下 上 昇 上 昇
    低 下 上 昇 低 下
    低 下 低 下 上 昇
    低 下 低 下 低 下
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    なし