非定型肺炎の原因菌としてマイコプラズマ、クラミジア、レジオネラ、百日咳菌などがあります。これらはβラクタム系抗菌薬が効かないため非定型肺炎と分類されている様なのですが、百日咳はどういった理由で効かないのでしょうか?
マイコプラズマは細胞壁がない、クラミジア、レジオネラは細胞内寄生菌だから効かないということはわかるのですが百日咳だけよくわかりません。
百日咳は一応、グラム陰性桿菌にも分類されているようですが…
普通に治療する場合はクラリスロマイシン、エリスロマイシンなどのマクロライドでいいと思うのですが…
わかる方がいましたら回答よろしくお願いします。
百日咳は咳が主症状であるのでどうにかこれを止めてあげねばなりません。マクロライド系には気管支に対する抗炎症作用が確認されており、びまん性気管支拡張症でも使われている事から理解しやすいかと思います。
さらには抗菌作用もあるので都合が良いのです。と理解しています。参考になれば。
おそらく機序としてはセフェムも効くとは思いますが1stではないのではないでしょうか?
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