解答は組織内ガスの所見から C. Perfrigens ガス壊疽でよいと思います。
質問は、発症のタイミング、または潜伏期間です。
問題の画像を見る限り骨折は治癒しているようですから少なくとも1か月程度は経過していると思います。
この状態で「誘因なく」(問題文より)、ガス壊疽が起こることなんてあるのでしょうか。
(糖尿病など易感染の状態だったとしても)
私のイメージとしては、ガス壊疽は外傷で嫌気性菌の可能性を考える必要があるところで、傷を縫ってしまい、
嫌気性菌が爆発的に増殖し、時に amputation が必要になるような急性の経過をたどるような理解です。
1,2日で発症するイメージです。
ちょっと考えられるのは芽胞として生き残っていたということくらいです。
外傷歴があるということなので,微量でも菌が存在していることは可能性として十分考えられます.
そして,少しでも菌が残っていれば,本問題では糖尿病と慢性腎不全というダブルパンチで易感染性があるので
何かしらのきっかけの増殖してしまうことは十分ありえると思います.
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