肝排泄性の薬剤をほずみ先生がおっしゃっていた「クロマクテリーメ」のゴロで覚えているのですが、肝機能が低下していたら使えないという理解で合っていますでしょうか?具体的な基準値はありますか?また、肝排泄性の薬剤が過去に禁忌肢になったことはありますか?
りーーささんは僕の講座をこれまで受けてきて、国試合格のために必要なこと不要なこと、を十分にご理解くださっていると思います。
ゆえに、直前期の限りある時間でこうしたグレーゾーン領域の議論をする意義について、十分承知いただいていると考えますが、時期的に不安も強いと思いますので、なるべく丁寧に回答しますね。
結論から言うと、薬によると思います。
たとえばマクロライドについて調べたいのであれば「マクロライド 添付文書」などでグーグル検索すると、
https://pins.japic.or.jp/pdf/newPINS/00051804.pdf
↑こんな感じの文書がヒットします。
【使用上の注意】をみると、「肝機能障害のある患者〔肝機能障害を悪化させることがある。〕(「 4 .副作用」の項参照)」などと書いてあるので、必要に応じて参照下さい。
厚労省は禁忌肢を公開していないので、過去に判定されたかどうか、はわかりません。
肝排泄性は「乗り物系」として覚えています
・クロラムフェニコール → 黒羊(やや苦しいか)遊牧民?
・マクロライド → ride ライド 乗る
・テトラサイクリン → サイクリンング 自転車
・リンコマイシン → チャリンコ 自転車
・メトロニダゾール → 東京メトロ的な
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