2018年度公衆衛生、Chapter8地域保健、8.1医療計画で記載のあった基準病床数の相関式は
人口*退院患者率*平均在院日数/病床利用率
となっていたのですが、なぜ退院患者率が分子にあるかが理解できません。
というのも、例えば、入院患者が多く退院して退院患者率が上昇すると、基準病床数は増加する。
すると、基準病床数に満たない地域が多くなる。つまり、病院や病床を増やせる状況になる。
しかし、退院患者が多いということは病床が空くので、病床を増やすことにつながらないと考えると、病床を増やせる状況になるのはおかしいと思いました。むしろ、減らす方向にシフトしたほうがいいかと。
自分の考えのどこが間違っているかわからないので、どなたか回答よろしくお願いします。
高齢化に伴って、慢性疾患患者が病床を長く使い続けているのが多いことを問題視した上での計算式と思われます。
退院患者率が高い=急性期の疾患が治癒して退院する(C3未満)=滞って欲しくないから病床を増やす
退院患者率が低い=慢性疾患患者が使っている(C3)=病床を減らし在宅医療などにしてもらおう
とのイメージを資料を読みつつ思いました。
資料のリンクを貼っておきますので参考になればと思います。
①厚労省、医療計画について
https://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-10801000-Iseikyoku-Soumuka/0000142450.pdf
②C3、C3未満について
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/shakaihoshoukaikaku/wg_dai7/siryou1.pdf
わかりやすい回答ありがとうございました。
リンク先も載せていただき、いい勉強になりました。
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