筋弛緩薬の作用機序に関する質問です。
脱分極性筋弛緩薬も非脱分極性筋弛緩薬も、アセチルコリン作動性ニコチン受容体に作用する(機序は違うけれども作用する部位は同じ)という認識であっていますか。
卒業試験の勉強をしていて気になりました。
まつのん様。ひでたかと申します。その認識で間違い無いと思います。『非脱分極性』はアセチルコリン(ACh)受容体にくっつくことで本家AChの結合を邪魔し、『脱分極性』はくっつくことで逆に受容体を興奮させ続け(筋の)Naチャネルを不活化させるという違いはありますが、どちらも「アセチルコリン作動性ニコチン受容体に作用する」という意味では同じじゃないかと思います。
参考 リッピンコットイラストレイテッド薬理学原書第5版p80-83
ひでたか様。
大変わかりやすい解答をありがとうございます。
疑問が解決し、スッキリしました。
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