頭蓋内圧が亢進している際、腰椎穿刺は禁忌であるのに脳室ドレナージが治療法となるのは何故でしょうか?
どちらの処置においても陰圧がかかり、脳ヘルニアが惹起される可能性があると考えました。
腰椎穿刺や腰椎ドレーンは髄液を引いたついでに小脳扁桃などを尾側に引っ張るので、小脳扁桃ヘルニア、大後頭孔ヘルニアを起こすと思いますが、
脳室ドレナージは側脳室に脳室ドレーンを置くので、上の様に小脳扁桃を尾側に引っ張らず、(多分第三脳室、第四脳室辺りの髄液や周辺組織が側脳室に向かって引っ張られる?)ので、上の様な延髄に障害を来す小脳扁桃ヘルニアは惹起されないと思います。
https://www.kango-roo.com/learning/3848/
陰圧のかかる向きが重要なんですね。回答ありがとうございます!
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