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食物除去試験とRASTの比較

※99E-66(新しいシリーズ免疫:Chapter2の練習問題31です)について質問です。
食物アレルギーによる蕁麻疹の原因検索に有用な試験についてですが、食物負荷試験ならたしかに最も有用です。しかし食物アレルギーによる蕁麻疹ですので、Ⅰ型アレルギーと考えた場合特異的IgE検索であるRASTの方が除去試験よりも有用な気がします 。この二つ比較について教えていただきたいです。

回答2件

  • https://yuuki-jibika.com/images/RAST.pdf

    ↑これが分かりやすいと思います。

    200種類以上を調べることができますが、保険適用が認められるのは部分的であり、かつたとえ1つ1つしらみつぶしに全ての項目を実施したとしても「当たり」が出るかは確約できません。砂場に落ちた砂粒を探し出すようなものですね。

    https://www.medience.co.jp/allergy/koumoku.html

    ↑RASTアレルゲン一覧です。むっちゃ多い....。

    「砂場に落ちた砂粒を探し出す」ような費用も労力も根気もいることをするくらいなら、自分自身や家族が思い当たる食物を実際に負荷してみたり、除去してみたり、という方が早くて確実なのです。

    公衆衛生の学習はまだかもしれませんが、疫学的に言えば、RASTは特異度が高いけど感度が低い、よって原因検索には向かない、ということになります。

  • 納得しました
    今後もよろしくお願いいたします。

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