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上腸間膜動脈症候群

いつもお世話になっております。上腸間膜動脈症候群は、十二指腸がSMAと大動脈に挟まれる疾患です。

左側臥位にて、SMAがズレるので、改善するとおっしゃってましたが、なぜ右側臥位ではないでしょうか。右側臥位でもズレると考えています。

左である理由を教えていただけると幸いです。細かいかもしれませんが、よろしくお願いいたします。

回答1件

  • 回答失礼致します。
    右側臥位でずれると考える根拠としては、SMAが左にずれて十二指腸の空間ができるのならば大動脈が右ずれて空間ができるという考え方でもよいのでは?ということでしょうか?

    その前提で話を進めると、まず大動脈の可動性について考察する必要があると思いました。私は、腹部大動脈は後腹膜に固定されているため大動脈の可動性は低いと考えます。

    一方SMAは固定されていないので重力に従って動きます。この時右側臥位だと、十二指腸側に重力がかかりますが、左側臥位ならば十二指腸とは反対側に重力がかかります。

    これらの理由から左側臥位では軽減されると理解しました。

    疑問点に回答できているか不安ですが、ひとつ参考になれば幸いです。

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