解決済 110D59 11.産婦人科

子宮体癌

日頃国試勉強のために使わせて頂いており、大変お世話になっております。
選択肢aの解説についてです。
術前検査とは術前の患者さんの全身状態を把握し、手術中の安全を確保するために行うと授業、ポリクリ等で学びました。
なので、糖尿病は子宮体癌のリスクになるから選択するのではなく、創傷の治癒遅延になる恐れがあるためHbA1cの測定をするのではないでしょうか?
お忙しいところ大変恐縮なのですが、ご検討のほどよろしくお願いいたします。
長文失礼いたしました。

回答1件

  • ご投稿ありがとうございます。
    仰せの通り、周術期管理のために糖尿病の有無を検索するのが目的でございます。
    周術期管理には、貴殿がおっしゃる創傷治癒だけでなく、周術期の血糖コントロールも含まれます。糖尿病があると格段に周術期管理が大変になりますので、解説にもございますように子宮体癌から糖尿病もあるのではないかと疑い検査を行うという流れでよいかと存じます。
    誤解を与えてしまい申し訳ございません。少々加筆致します。
    今後ともよろしくお願い申し上げます。

コメントを投稿する

ログインするとコメントを投稿することができます。

  • 問題参照 110D59

    60歳の女性。1回経妊1回経産婦。性器出血を主訴に来院した。50歳で閉経。1年前から時々性器出血があった。身長154cm、体重64kg。子宮は手拳大で両側付属器は触知しない。経膣超音波検査で子宮内膜の肥厚を認め手術を行うこととした。子宮内膜生検のH-E染色標本(A、B)を別に示す。
    この患者の術前検査として適切なのはどれか。3つ選べ
    • a HbA1c測定
    • b 骨盤部MRI
    • c 腹部造影CT
    • d 骨シンチグラフィ
    • e ヒトパピローマウイルス〈HPV〉検査
  • 関連トピック