公衆衛生のP47の不慮の事故の0~4歳の死因の一位が窒息になっていますが
平成28年度版の厚生労働省発表の人口動態統計においては
0歳 窒息 1~4歳は交通事故になっております。
https://www.nonslip.jp/boukatsu/date/pdf/28.pdf
↑こちらですね。1〜4歳に限定すると、交通事故28、不慮の溺死及び溺水26、不慮の窒息20と僅差ですので、テキストでは0〜4歳でまとめて示しています。0歳の総数73に対して不慮の窒息62は圧倒的ですので、合わせると不慮の窒息が不動のNo.1になるのですね。
しかしながら、確かに100B79のように1〜4歳に限定して問われることもあるため、可能なら分けて覚えておいたほうがbetterかもしれません。分けて覚える場合、0歳の圧倒的No.1である窒息が入れ替わることは考えにくいですが、将来的に1〜4歳は交通事故が首位転落する可能性もあるかもしれません。が、首位転落した次の年にまたNo.1を奪還したりして、「次回国試に向けてはどちらで覚えたらよいんだ?」的な議論に発展する可能性もあります。そのへんだけ注意が必要です。
次年度以降のテキスト改訂案件とさせてもらいます。ご報告、ありがとうございました。
後日、調べたついでに追記しておきます。
https://www.nonslip.jp/boukatsu/date/pdf/29.pdf
↑が平成29。このときは1〜4歳で交通事故21、窒息23と、窒息が首位奪還。
https://www.nonslip.jp/boukatsu/date/pdf/30.pdf
↑が平成30。このときは1〜4歳で交通事故32、窒息18と、交通事故が再度首位奪還。
ちなみに、不慮の溺死および溺水も17と僅差で3位につけている。
結論:1〜4歳の不慮の事故死No.1はコロコロ変わるので確固たる順位を覚えるのは微妙
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