C:清明 0
U:BUNの記載ないが、口腔内と皮膚は乾燥で1点?
R:呼吸数24回/分なので0点
B:血圧90/60mmhg以下なので1点
65:79歳なので1点
僕も疑問に思ってましたが、身体所見より乾燥があることから脱水ありと判断し、3点で良いのではないかと思います。
難しいところですね。
BUNが項目に含まれている本質は脱水の評価なわけで、実質面から考えれば3点です。
が、こうしたスコアリングシステムは主観面を挟まない、クリアカットな採点を主旨としていますので、表面的にとらえれば2点です。
解説はそんな感じに修正しておきます。
@さんだ
サクッと調べた感じ、見当たりませんでした。
実臨床の場では採血すれば済む話なので、議論の意味があまりないのかと推察します。
(限られた問題文しか提示されない、国試の問題のために作られた基準ではない)
ほずみ先生、ありがとうございます。
調べていたところ、血液検査へのアクセスの悪い状況ではCRB-65(CURB-65よりU項目を抜いた4項目で評価)の使用が検討されているようで、この問題の場合はこっちの方が考えやすいかなと思いました。CURB-65同様、死亡率の予測に用いることができ、点数により推奨する治療場所も記載されています。興味がある方は下記ページ表6、表7をご覧ください。
参考https://note.com/chugaiigaku/n/nf44844e81eda
皆さまありがとうございます。勉強になりました。
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79歳の女性。昨夜から発熱していると連絡があり主治医による往診となった。7年前に脳梗塞を発症し、1年前から診療所の医師が主治医として訪問診療を行っている。要介護度は4で、1日中ベッド上で過ごしている。排泄、清拭、食事などには全面的な介助が必要である。高齢の夫と2人暮らしで、訪問介護サービスを利用している。認知症はなく、夫にこれ以上介護の負担をかけたくないと話している。意識は清明。身長143cm、体重38kg。体温38.2℃。脈拍88/分、整。血圧88/52mmHg。呼吸数24/分。SpO2 88%(room air)。口腔内と皮膚は乾燥し、右胸部にcoarse cracklesとrhonchiとを聴取する。
対応として適切なのはどれか。