穂澄先生が講義中に「胎児の肺は羊水で満たされている」と説明していましたが、いくつかの資料を当たった中で次のような資料がありました。
http://www.pieronline.jp/content/article/1341-4577/21040/25
この資料によると、肺の発生・分化・成長に寄与しているのは羊水が肺を満たすからではなく、肺液の存在によって起きるのだと思いました。
しかし、そのように考えると、産婦人科5.2での羊水過少により肺低形成となることの説明や、小児科2.1での動脈管閉鎖の機序についての説明も正しくはないように思うのですが、どなたかご存知であればご教授いただければ幸いです。
肺液が肺を満たしていたとしても、それを喀出すれば羊水に混じります。
そして羊水を飲んで消化管へ取り込み、吸収し、尿として出して、それを再び胎児は飲み込んでいるわけです。
飲み込む際に誤嚥をしたら、それは肺の中に入っていきます。
もうわかりましたね。肺液、羊水、尿、すべてここでは同じことです。
大事なのは白黒で線引しすぎようとしないこと。
穂澄先生、回答ありがとうございます。
作られた場所が異なる液体が混ざり作られた液体中に胎児は浮いているので、確かにその液体が何なのかを分類することは本質を見失ってしまう原因となっていました。
今後の勉強法の参考にもしたいと思います。
ありがとうございました。
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