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Ⅱ型呼吸不全を呈するものについて

あたらしい内科外科の呼吸器、1.15呼吸不全の講義でⅡ型呼吸不全をきたすものは肺胞低換気の1つしかないとの記載がありますがCOPDや気管支喘息の発作時などは肺胞低換気には当てはまらないがⅡ型呼吸不全を呈するものであると病気がみえるに書いてあったのですがどのように考えれば良いのでしょうか?

回答5件

  • 講義で解説されています。
    年度によるのでページ数はわかりませんが、「呼吸不全」のチャプターを見てみてください。

  • >COPDや気管支喘息の発作時など

    ↑昔は「1.5型呼吸不全」などと命名して講義でも扱っていましたが、無意味なのでやめました。
    肺が部分的に残っておりCO2を捨てられればI型、肺が全滅してCO2を捨てられなくなればII型です。
    つまり、COPDや気管支喘息は平常時であればI型ですが、急性増悪時にガチでCO2を捨てられなくなるとII型になります。

    よく「Aという書籍にはこう載ってるのですが〜」的な質問を受けますが、基本私は様々なソースをチェックしてから、それらを吟味し、本当に必要なものだけ教えるようにしています。また、万が一漏れても、medu4の講義はすでに数万人が受講していますので、学生の方から何かしらのフィードバックが入り、そのたびごとにより国家試験やCBTに合格しやすいよう、ブラッシュアップされていきます。

    ですので、他の書籍等と比べて不安になったりしなくて大丈夫です。medu4の講義を信頼して、勉強を進めて下さい。

  • 回答失礼致します。得意分野ではないのですが私なりの見解としては

    そもそもⅡ型呼吸不全は、肺を全く動かせない(筋肉や神経の障害)か、中枢則の気道が完全に閉塞してしまうことにより酸素を吸収することが出来ないだけではなくCO2を吐き出せない(神経や筋肉が障害されているので、血液からCO2が拡散したとしても肺胞内にとどまりまた血中に溶けてしまうから。また中枢則の気道が閉塞しても同様のことが起こるのは理解できると思います。)ため、CO2濃度が上昇してⅡ型と分類されます。

    ここで質問者様の気管支喘息とCOPDではⅡ型なのかⅠ型なのかと言う質問なのですが、基本的にはどちらもⅠ型であると思います。ただしCOPDは急性増悪する場合がございます。その場合は高度に肺がやられるのでCO2を吐き出せず、血中CO2濃度が上昇します。これによりⅡ型に分類されます。また気管支喘息も発作時のは急激に悪くなることがございます。その場合中枢則の気道がかなり激しくやられてしまうと考えられるので、CO2を吐き出せずⅡ型呼吸不全に分類されると思われます。

    二つの疾患とも急性増悪する場合があることがⅠ型、Ⅱ型双方に分類される原因なのではないかと思います。一つ参考になれば幸いです。

  • 穂澄先生の返信前に書き始めてしまい返信が重なってしまってので私のは参考程度になれば幸いです。ややこしくしてしまいました。

  • お礼のコメントが遅れてしまう申し訳ございません。お三方ともありがとうございました。

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