なると思います!
側副血行路という観点では、どうなのでしょうか?
また、どこかの記載には上腸間膜動脈塞栓は単純性(閉塞性)イレウスという記載もあり、ごちゃごちゃになっています!
すいません。見間違えていました。
SMA閉塞症もIMA閉塞症も腸管壊死にはなると思いますが、絞扼性イレウスにはならないと思います。
腸間膜動脈閉塞症では麻痺性(または痙攣性)イレウスの分類になるのではと思います(消Chap5.4やYNより)。血流障害が起これば腸管の蠕動運動に支障をきたし、機械的な閉塞がない状態で輸送障害が起こることはイメージしやすいかと思います。https://www.takamatsu.jrc.or.jp/archives/010/201307/Ppt0000040.pdf
あくまで絞扼性イレウスは機械的イレウスの1つであり、腸管内腔が機械的に閉塞している状態が前提となると思われます。
ただし腸間膜動脈閉塞症による絞扼性イレウスはないとは言い切れないようです。腸管の正常部分と壊死部分に差が生じ、その間で腸重積が起こり絞扼性イレウスとなるそうです。おそらく頻度を考えると絞扼性イレウスになる頻度が低く、今回は鼠径ヘルニアがより良い選択肢になったのかと思われます。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/akanekai/4/1/4_1_055/_pdf/-char/en
血流障害がある=絞扼性イレウス、ではないと思われます。
あまりにも間違った解説をされている方が多いので…
イレウスと虚血性腸疾患は別の分類です
なので血栓による動脈閉塞はイレウスに含まれません
また、腸管が機械的に閉塞したものを機械的イレウスといい、その中で血行障害を伴うものを絞扼性イレウスといいます
そもそここの選択肢の中に機械的閉塞は鼠径ヘルニアしかなく、嵌頓し血行障害を伴ったものを指しています
虚血性腸疾患 Y.N 2018 A 103〜
イレウス Y.N 2018 A 106〜
を確認してみてください
疾患の定義は最低限抑えるべきと思います
ログインするとコメントを投稿することができます。
絞扼性イレウスの原因となりうるのはどれか。