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尋常性乾癬の光線過敏について

お世話になっております。
症候論特講の授業で、光線過敏の症候で尋常性乾癬も光線過敏があるとされていました。尋常性乾癬は光線過敏があるのに、PUVAをはじめとした光線療法を治療として行えるのはなぜでしょうか?光線過敏のある色素性乾皮症ではPUVAは禁忌となっているかと思います。お教えいただけますと助かります。よろしくおねがいいたします。

回答2件

  • https://shimizuderm.com/textbook03/pdf/15-20.pdf

    ↑こちら282ページ「病因」参照。
    尋常性乾癬の場合、典型的な光線過敏とは異なり、日焼けなどの物理的ストレス全般が誘発因子となります。
     
    そのうえで光線療法ガイドラインが以下。
    https://www.jstage.jst.go.jp/article/dermatol/126/7/126_1239/_pdf

    ↑1249ページの最上部ワク内を参照いただきたいのですが、「過度な光線過敏を有する者」は光線療法禁忌となっていますね。

    まとめるに、ケース・バイ・ケースかと思います。

    • 穂澄先生
      お忙しい中お教えいただきありがとうございます。
      尋常性乾癬は物理刺激としての光線が発症原因となるので光線過敏ありとなっていたのですね。また光線過敏を有する乾癬では、紫外線療法は禁忌なのですね。盲目的に尋常性乾癬の治療をPUVAと暗記していたので大変勉強になりました。
      国家試験までの残りの期間もどうぞよろしくお願い致します。

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