解決済 111E22 03.血液

多発性骨髄腫と原発性マクログロブリン血症の相違点である脾腫について

お忙しいところ失礼します。
血液 chapter.7の講義のある点で疑問に思い質問させていただきます。

今回の疑問点は多発性骨髄腫では脾腫をきたさないのに、原発性マクログロブリン血症では脾腫をきたすのかというものです。
原発性マクログロブリン血症の解説で、肝脾腫が生じることに対し、大きな臓器ですから、影響も受けやすいと解説していただいたと思います。これが過粘稠度症候群による影響でしたら、多発性骨髄腫も脾腫が起こるのではと考え、練習問題95でbの選択肢を外しました。
しかしながら、問題解説の際、MMは汎血球減少するので、脾腫を起こさないと解説していただきました。
原発性マクログロブリン血症も多発性骨髄腫も過粘稠度症候群と血球減少を生じてしまうのに前者は脾腫はきたし、後者はきたさないという差が生じるのでしょうか?
浅学の身ではございますが、ふと疑問に思い投稿させていただくことにいたしました。何卒よろしくお願いします。

回答2件

  • 各疾患で増える異常細胞の種類(MM→形質細胞、WM→リンパ形質細胞)も関係していると考えます。脾臓はリンパ系のプールですので、リンパ形質細胞の方が集まりやすいのかと。

    • 穂澄先生

      返信遅くなりました。
      解答ありがとうございます。
      原発性マクログロブリン血症では病態がそもそもリンパ形質細胞が増殖するために脾腫をきたすのは当然なのですね。
      もう少し深く考えるべきでした。
      失礼いたしました。

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  • 問題参照 111E22

    脾腫の原因とならないのはどれか。

    • a 急性リンパ性白血病
    • b 多発性骨髄腫
    • c 非Hodgkinリンパ腫
    • d Hodgkinリンパ腫
    • e 慢性骨髄性白血病
  • 関連トピック

    なし