解決済 101H6 25.総論的事項

高齢者の起立性低血圧の病態について

起立性低血圧は自律神経がうまく働かないために引き起こされる、と認識していたのですが、「加齢による変化」の項では「心臓交感神経機能は不変」と解説されており一見相反しているように感じました。
高齢者の起立性低血圧はどのような病態により引き起こされるのでしょうか?
回答よろしくお願い致します。

回答3件

  • まだ3年なので生理学的な分野からしか述べられませんが、立つことで500-1000 mLのの血液や下肢や内臓循環にプールされ、反射的に交感神経系を緊張させるということで起立性低血圧が防止されるという認識ですが、心臓交感神経系以外にも末梢抵抗にも自律神経は関わっていますし、高齢者は脱水しやすいため循環血液量の減少や長期臥床や老化等による心臓機能低下によって血圧や心拍出量が維持しにくいかなと思ったのですがどうなのでしょうか。

  • 回答ありがとうございます。
    映像講義の視聴を進めたところ、「末梢血管を収縮させにくいため」ときちんと解説されておりました。
    じんじんじさんの回答も参考にさせて頂きます。

    • そうなんですね。ありがとうございます。

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  • 問題参照 101H6

    79歳の女性。胃癌の手術後に肺炎を併発し、1か月間の臥床を余儀なくされた。
    起こりにくいのはどれか。
    • a 安静時心拍数の減少
    • b 股関節の屈曲拘縮
    • c 四肢の筋萎縮
    • d 肺活量の低下
    • e 起立性低血圧
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