呼吸器chapter1.13について
peepに関する説明で胸腔内圧が上昇すると静脈環流は減少、心拍出量は減少、血圧は低下とあります。
一般的に吸気時、胸腔内圧が低下し、静脈環流量は増加、血圧は低下すると考えられると思うのですが(心タンポナーデにおける奇脈など)、
静脈環流量の増減は血圧の増減と相関性はないのでしょうか。
PEEPは呼気時にかける陽圧です。気道内が陽圧となれば、胸腔内圧も上昇いたします。
心タンポナーデにおける奇脈は吸気時に静脈還流が増加し、右心が左室流出路を圧排することが血圧低下の理由です。
回答ありがとうございます。そのことに関しては理解しております。静脈環流量が上がったら血圧が上がるという理解をしております。心タンポナーデを例にとったのが良くなかったですが、正常吸気時でも静脈環流量が増加しているにも関わらず血圧が低下すると思います。これは他の要因が働くためであるという理解でよろしいでしょうか。
>そのことに関しては理解しております
↑PEEPおよび心タンポナーデについては解決済みと理解させていただきます。
>正常吸気時でも静脈環流量が増加しているにも関わらず血圧が低下すると思います。
↑仰せのとおりです。厳格に言えば、「10mmHg未満の収縮期血圧低下は正常人の吸気時にみられても矛盾はない」という位置づけかと存じます。
>これは他の要因が働くためであるという理解でよろしいでしょうか。
↑
主に下記サイトの①②が(あくまで生理的範囲内で軽度に)起こった結果と考えられます。
https://www.jaam.jp/dictionary/dictionary/word/0126.html
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