解決済 109F23 12.小児科

急性細気管支炎 微細な無気肺 病態

問題文中に「微細な無気肺と肺の過膨張とを認める」とあり、急性細気管支炎の所見と矛盾がないと解説されていたのですが、肺の過膨張に関しては理解できるのですが、微細な無気肺というのはどのような機序で引き起こされるのでしょうか?
閉塞性障害により呼気が難しくなり、肺に空気が溜まり過膨張になると理解しているのですが、無気肺と過膨張は矛盾しているように感じます。
回答よろしくお願い致します。

回答2件

  • 細い気管が部分的に閉塞して「吸えるけど吐けない」状態になったら過膨張、完全に詰まって「吸えすらしない」ようになったらそこから先は無気肺です。

  • 回答ありがとうございます。
    理解することができました。

コメントを投稿する

ログインするとコメントを投稿することができます。

  • 問題参照 109F23

    3か月の乳児。呼吸困難と口唇チアノーゼとを主訴に母親に連れられて来院した。数日前から鼻汁と咳嗽とを認め、今朝から多呼吸と呼気性喘鳴とが出現し、息苦しそうであったため受診した。口唇チアノーゼを認め、診察中に無呼吸がみられた。白血球増多を認めず、CRPは陰性であった。胸部エックス線写真で肺野全体に微細な無気肺と肺の過膨張とを認める。
    最も考えられるのはどれか。
    • a 百日咳
    • b 咽後膿瘍
    • c 喉頭軟化症
    • d 急性細気管支炎
    • e クループ症候群
  • 関連トピック