解決済 102A34 19.皮膚科

凍結療法について

凍結療法の適応について理解が及んでないのですが、
尋常性疣贅
手術不能例や高齢者などの皮膚腫瘍
非浸潤性の病変
には用いられるという理解で良いのでしょうか。
また、この場合は1つ選択するとしたら外科切除と凍結療法どちらになるのでしょうか。
まだ前癌状態なので負担の少ない凍結療法が良いのかと迷うところですが、、、外科的切除が第一選択で良いのでしょうか。

回答1件

  • 皮膚科医です。
    日光角化症(光線角化症)は顔面に出現することが多く高齢者が多いため、なんでもかんでも外科的切除するわけではありません。患者の希望やADLに応じて変えます。
    凍結療法(液体窒素療法)も開業医や小さな病院では行われますが、治療ムラが起こりやすく、再発も多いです。
    そこで現在は、イミキモドクリーム外用による切除(クリームで削る)治療が広く普及しています。
    イミキモドは液体窒素療法よりも再発が少ないといわれています。
    この選択肢の中なら他がありえないのでこの2つということになると思います。

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  • 問題参照 102A34

    71歳の男性。数年前に出現した顔面の紅色皮疹が拡大してきたことを主訴に来院した。顔面の写真(A)と同部の病理組織H-E染色標本(B)とを別に示す。
    治療法として適切なのはどれか。2つ選べ
    • a 切除
    • b 凍結療法
    • c 温熱療法
    • d 放射線治療
    • e 紫外線療法
  • 関連トピック

    なし