解決済 - 10.神経

ブラウン・セカール症候群について

ブラウン・セカール症候群の症状について、
障害部位上位での、病側の感覚過敏が起こる機序について
分かりやすい解説があればどなたかお願いします。

回答1件

  • 以下、穂積先生の回答です。
    Q1:「温痛覚は入力されたレベルで交叉するから、障害レベルの対側は『正常』ではなく『温痛覚障害あり』なのではないか? 」
     A1:温痛覚は厳密には入力されたレベルより少しだけ上行してから交叉します。よって、障害レベルの半切があってもそこを避けた少し上を交叉するため、被害に遭う可能性が低いのです。
     Q2:「どうして障害レベルの患側の上部が感覚過敏になるのか?」
     A2:A1で述べたように、温痛覚は少しだけ上行してから交叉するため、患側から入力された温痛覚(の特に上部)は一部障害を免れることがあります。障害されている部位と生き残っている部位が混在していると脳は過敏に感じるため、このような現象が起こります。

コメントを投稿する

ログインするとコメントを投稿することができます。

  • 関連トピック

    なし