質問させていただきます。
あたらしい内科外科2020⑩神経の2講義目の59:22〜ごろから「9や10×にて嗄声+」と穂積先生が板書されているのですが、本問(102c6)の選択肢のbに舌咽神経があるのですが、舌咽神経のみの障害では、嗄声が生じないという理解でよろしいでしょうか?
認識を誤っていれば申し訳ありません。
お忙しいところ申し訳ありませんが、お答えいただけるのをお待ちしております。
よろしくお願いいたします。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjlp1960/41/2/41_2_95/_pdf
↑こちら99ページにあるように、発声に関与する筋は疑核(舌咽迷走神経核)由来のニューロンに支配されています。同じく96ページ、「疑核の概念」も読んでみてください。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/stomatopharyngology/26/1/26_39/_pdf
↑また、こちら44ページ左段にあるように、舌咽神経関係のopeの合併症で嗄声が出ることが多いです。
ですので、講義では9と10をセットで扱うことが多いです。
個人的にも「9と10は両方ともノドを支配していて、強いて言うなら9が上の方で、10が下の方かな」くらいのイメージで覚えています。
が、本問のように9も10も選択肢に上がっていて、「どっち?」と聞かれたら、もちろん直接声帯の運動を支配する10を選ぶことになります。
ログインするとコメントを投稿することができます。