この問題では超皮質性感覚失語の病変部位が頭頂葉になっています。
Wernicke失語は側頭葉の病変により出現するのに対して、超皮質性感覚失語は頭頂葉の病変により生じるのでしょうか。
超皮質性感覚失語は症状という観点からは、復唱のできるWernicke脳症と捉えられますが、病変部はWernicke失語と同様というわけではなく、頭頂葉の病変により出現するということでしょうか。
細かい点かもしれませんが、疑問に感じましたのでどなたか教えて頂ければと思います。
https://www.neurology-jp.org/Journal/public_pdf/049090560.pdf
↑これによれば、「超皮質性感覚失語は優位半球頭頂後頭葉または頭頂側頭葉で生じるとされているが、まれながら前頭葉病変でおこる場合がある」ようです。
....結局どこやねん!、って感じですが、まぁ脳は複雑な神経回路を構成しているので、障害のされ方によって一義的に原因部位を同定することは困難ということなのでしょうね。
丁寧なご回答ありがとうございます。
Wernicke失語は側頭葉ということは知識として留めておき、超皮質性感覚失語の病変部に関しましては、ある程度、範囲を持たせて理解しておこうと思います。
ありがとうございました。
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