講義やオンライン解説(解説b)で、拡張型心筋症では心室の拡張によって相対的MRが出現しうるという説明がありました。
この場合の相対的という言葉の意味があまり理解できないので教えていただきたいです。
例えば、MRのときの相対的MSは弁が狭窄しているわけではないのに、血流量が増えたために、血流量と比較して弁が狭いというニュアンスだと理解しています。
一方、拡張型心筋症でみられるMRは、そもそも心室の拡張、腱索の変な牽引による機能性MRがあり、血流量が相対的に少ないということは無いと思います。
これは言わば、(こんな言葉はありませんが)「絶対的な」MRだと思えてしまうのですが、何と何を比較して「相対的な」MRとなっているのか教えていただきたいです。
弁自体は悪くないのに、僧帽弁閉鎖不全症〈MR〉みたいになっているから「相対的」と呼んでいるのではないでしょうか?
「二次性MR」という用語が用いられることもあり、そちらの方が言葉としてはイメージしやすいかもですね。
なるほど、機能性僧帽弁閉鎖不全症のことを相対的MRとしていたのですね!
ありがとうございました!
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僧帽弁閉鎖不全症の原因になりにくいのはどれか。