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肝硬変でγグロブリンが上昇する理由

肝硬変でγグロブリンが上昇する理由はなぜですか。ウイルス感染が原因で、免疫グロブリンが産生されるためとも考えたのですが、肝硬変の原因はウイルス性以外もあるので、なぜγグロブリンが上昇するのか疑問に思いました。
また、肝硬変でγグロブリンが上昇のは、ウイルス感染の場合だけなのかとも考えたのですが、どうなのでしょうか。
教科書やネットでも調べたのですが、なかなか納得できるものがなかったため、質問しました。お願いします。

回答3件

  • 私も完全に見逃していた素晴らしい御質問だと思い、興味が湧いて少し調べたのですが、例えば、腸内細菌のエンドトキシンや食物由来の抗原が門脈経由?で肝に至るが、肝硬変による肝内血流異常や肝内のクッパー細胞の抗原処理機能低下により、これらの抗原が大循環系に入り免疫系に対する抗原刺激となることで、結果高γグロブリン血症へと至る、という情報をネットで見かけました。しかし、γグロブリン産生upの原因は複雑で一元的な機序では説明できないようです。
    私が見かけたのは大昔の論文だったので信ぴょう性があるのかも甚だ疑問ですし、現在の医学ではどう説明されているのか、私も知りたいです。
    因みに穂澄先生の解説では、「肝硬変では炎症によりγグロブリン産生が亢進する。これはほかの蛋白とは違うところなので注意すること。」といった感じでした。
    国試の問題を解くにあたっては、ここまで細かな機序を把握する必要はないということなのかもしれませんが、私もほんたけ様のように常々疑問点を持ちながら勉強したいです。

  • 遅れて申し訳ございません。御回答ありがとうございます。
    国試レベルでは詳しい機序は必要ないのかもしれませんが、これを機に肝硬変で高γグロブリン血症を覚えることができました。ありがとうございました。

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