「5.1Cushing症候群」において、"メチラポン負荷試験によっても CRH 負荷試験と同様の結果となる。"との記述がありますが、メチラポンはコルチゾール合成を抑制するとのことなので、メチラポン負荷試験では尿中 17-OHCSは低値〜正常、CRH 負荷試験では高値になるのではないでしょうか?
ACTHレベルでは同様の結果になるという意味でしょうか?
各々の負荷試験が何を見たいのか、というのが決まっています。
たとえば立位フロセミド試験はレニン分泌試験として有名ですね。レニンを分泌した後のその下流のアルドステロンがどうなるか、は疾患により異なるはずですが、あまりそこは負荷試験のターゲットとなってはいません。
今回も同様で、メチラポン負荷試験は下垂体ACTH分泌予備能の測定を目的としています。
https://www.kegg.jp/medicus-bin/japic_med?japic_code=00053584
http://www.interq.or.jp/ox/dwm/se/se72/se7223001.html
ゆえに講義内容のような解説となります。
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