医学部4年の者です
先日CBTがあり合格することはできたのですが、半年前からQBをやり最終的にはQB5周ほど、直前2週間は1日15時間ほど勉強し、QBの解説も青字の部分は基本的に暗記し、medu4は自分の不安な分野については動画を見返す、穴埋めをする、など行いました。しかしながら成績がIRT475(特にA.B領域(医師として求められる基本時な資質・能力、社会と医学・医療)と順次解答の分野の成績が低かったです)と自分の思っていたスコアより格段に低く出てしまいました。
自分的にはこの成績がかなりショックで、こんなに勉強してこのような酷い成績では、国家試験の合格は危ういのではないかと危機感を抱いています。そこで自分の勉強法を見直したいと思い連絡させていただきました。
これから国家試験対策を始めていこうと思っているのですが、どのような勉強方法で勉強を進めていけばよろしいでしょうか。
>先日CBTがあり合格することはできた
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おめでとうございます。
同時に、合格できれば十分です。
医学部の試験はすべてNo.1でなくてはならない、といった性質のものではありませんので、合格点ギリギリでも合格できればそれでOKだと僕は思います。
むしろ、上位で合格する人は(センスや才能の議論を除けば)ギリギリで合格した人より、勉強時間や労力を余分に使っていますから、時間がもったいないと思います。貴重な学生生活、勉強よりもっとやることはたくさんあるはずです。ないし、勉強をするにしても、過去問集を解き続けたりビデオを見続けたりする勉強ではなく、もっと活きた形での卒後につながる勉強が望ましいと思います。
>半年前からQBをやり最終的にはQB5周ほど、直前2週間は1日15時間ほど勉強し、QBの解説も青字の部分は基本的に暗記し、medu4は自分の不安な分野については動画を見返す、穴埋めをする、など行いました。
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十二分すぎる勉強内容です。
僕自身がもし4年生だったら、半年では到底終わらない量だと思います。
もしこれらの内容が完璧にこなせていたら、たぶん国試でも十分に合格する量でしょう。
>しかしながら成績がIRT475
>自分的にはこの成績がかなりショックで、こんなに勉強してこのような酷い成績
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お気持ちはわかります。
1日15時間ほど勉強したのに、思ったより成果が出ていないのですから、当然です。
が、そもそもこの思考が根本的な誤りであって、冒頭でも述べたように合格すればOKと考えるべきです。
他の人と比較し始めると沼です。
>そこで自分の勉強法を見直したいと思い連絡
>どのような勉強方法で勉強を進めていけばよろしいでしょうか。
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直接、勉強の様子を拝見したわけではないのでなんとも言えないのが現状なのですが、ここまでの議論からもうご自身もお気づきのはずです。
「量」はあっても、「質」が担保されていないのでしょう。
失礼を承知で言うと、このパターンの方は「やった」と自己申告しても、実際にやったはずの問題集からそのままの問題を出題しても解けないことが多いです。ジャンク演習になっている方が圧倒的です(もしそうでなかったらすみません)。
シンプルに言うなら、5周したはずの問題集が、今この瞬間、書き込みや解説を見ずに、完全にまっさらな状態で自力で解いたら何割くらい解けますか、というお話です。
そしてその解法は普遍性があるものか、も大事。
「このページのこのテーマの流れで、この選択肢の並びだったら、cだった気がする。チェックボックスにバツが2個ついているから何度も間違えたあの問題だ!」のような甘えた解き方なのであれば、当然ながら試験本番で応用などできるはずがないです。
結論を言うと、学習対象(教材)を減らし、定着度を上げてください。
新出:復習=3:7くらいの比率で復習比率を圧倒的に高めるとよいでしょう。
ただし、多くの人にとっては復習は苦痛ですので、「なるほど、復習が大事なんだよな」と理解はしていても実行に移せないものです。
自分に厳しく、つらいことに率先して取り組めるか、そうしたところが結局のところ「勉強ができる・できない」の分水嶺になるのだと僕は思っています。
がんばってください。
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