2019あたらしい呼吸器
テキストp18,p34
拘束性疾患についてですが、p18記載の拘束性疾患は全て当てはまるのですが、
あらゆる拘束性疾患は、分類としては『Ⅰ型呼吸不全の②拡散障害』に該当するという認識でも大丈夫でしょうか。
※逆は、COPDなどあるので、成り立ちませんが。
https://medu4.com/topics/586901123e
↑上記トピック参照。一般に、「〜だけですか?」「すべては〜と言い切ってよいですか?」「100%正しいですか?」系の質問は回答しにくいです。臨床を含め、医学に100%を追求してはいけません。
いつも講義内でお話している通り、大切なことは臨機応変に都度アタマを使って考えることです。思考停止してすべてに共通する万能方式を丸暗記しよう、とするとこれまた講義でいつも言っている「101個目、1001個目のワナ」にハマって悲しい思いをします。
※いただいた質問を「抗束性疾患のうち、拡散障害に該当しない疾患はこの世に存在するのでしょうか?」に変更するだけでだいぶ筋の良いディスカッション素材になると思います。また、どうしてそういう質問をしようと思ったのか、という背景までお示しいただくと回答がつけやすいです(単なる興味本位なのか? 試験で出たのか? 覚える際に矛盾が発生したのか? etc)。
質問内容のブラッシュアップ、ありがとうございます。
間質トラブル→拡散障害、間質トラブル→拘束性障害
↑は正しいです。しかし、
拘束性障害→拡散障害
↑は必ずしもそうとは限りません。反例は心不全です(心拡大により肺が圧迫され拘束性障害となるも、肺の間質自体は必ずしもやられるとは限らない)。以下参照。
https://ci.nii.ac.jp/naid/130002146667
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