解決済 109B5 24.公衆衛生

不慮の事故の総数

現在あたらしい公衆衛生を受講中です。

死因統計のchapterで不慮の事故の総数で一番多いのは転落転倒だとおっしゃっていましたが、この問題の解説では窒息が一番になってるかと思います。
転倒転落自体は多いが、それによる死亡は少ないということでしょうか。
よろしくお願い申し上げます。

回答2件

  • bkbk1221さん
    私も同じ箇所で疑問を感じ、調べてみたのですが、
    不慮の事故の「死亡統計」はヒットしても「発生件数」自体についてのデータは見当たりません。
    ですから、テキストにある総数というのは死亡原因のことで間違いないと思います。
     
    ・平成 21 年度「不慮の事故死亡統計」の概況 p.1
    https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/tokusyu/furyo10/dl/gaikyo.pdf
    ↑平成21年度版では本問109B5の図と同じく、「交通事故」が単調減少、「窒息」と「転落・転倒」が単調増加しています。この時点では
    「窒息」9419件>「転倒・転落」7170件
    であり、死亡原因はbkbk1221さんがご指摘された通り「窒息」が最多です。
     
    ・平成28年 人口動態調査
    https://www.nonslip.jp/boukatsu/date/pdf/28.pdf
    ↑平成28年度においても
    「窒息」9485件>「転倒・転落」8030件
    となっています。
     
    ・平成30年(2018)人口動態統計 p.32
    https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/houkoku18/dl/all.pdf
    ↑これが、総数で「転倒・転落・墜落」が最多となる根拠だと思います。p.32に平成29年度と平成30年度のデータの両方が掲載されており、
    平成29年度:「窒息」9194件<「転倒・転落・墜落」9673件
    平成30年度:「窒息」8876件<「転倒・転落・墜落」9645件
    となっています。
    平成28年から飛躍的に件数が伸びているのは、「転倒・転落」に更に「墜落」の件数が上乗せされているのが原因ではないかと推察しております。平成29年の人口動態統計を見ていないので何ともいえませんが...
     
     
    参考になれば幸いです。

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  • 問題参照 109B5

    不慮の事故のうち、「交通事故」、「転倒・転落」、「溺死及び溺水」、「窒息」、「中毒」の5種類における死亡数の年次推移を図に示す。
    ①の予防になるのはどれか。
    • a 高温での長湯を避ける。
    • b 容器のラベルをよく読む。
    • c 階段では手すりにつかまる。
    • d シートベルト装着を遵守する。
    • e 食べ物は小さく切ってよくかんで食べる。
  • 関連トピック

    なし