回答数 4

低血圧を伴う急性心不全の治療

お世話になります。

本問題、収縮期血圧100を切った状況での急性心不全に伴う肺水腫と理解しますが、これはクリニカルシナリオに従うとCS1に該当し、利尿剤の投与はないのではないでしょうか?

現在ではこの問題は解なし、と理解して良いでしょうか?

コメント

失礼しました。CS1ではなくCS3ですかね

拡張型心筋症が背景にあり、夜間の突然の呼吸困難、肺水腫の所見より、急性左心不全の診断です。
収縮期血圧<100より、クリニカルシナリオ〈CS〉3に該当するので、心不全に対する治療としては輸液、強心薬、血管収縮薬があげられます。

しかし、主訴である呼吸困難は肺水腫によるものなので、まず利尿薬を投与し肺うっ血を解除することで主訴の軽減を図る、という初期対応は正しいと思います。
その後の心不全に対する治療は、血圧や体液貯留所見の有無をみながら考えることになると思います。現段階では収縮期血圧がCS2との境界にあたる位には保たれているので、利尿薬は使ってもいいのではないかなと考えました。

CSの分類と治療は覚えておくべきですが、あくまで患者さんの主訴や全身状態から総合的に考えるのも大事だなーと思いました。
107C21ではCS1の急性心不全が出題されていましたが、肺水腫に対して(CS1では本来用いないはずの)利尿薬を用いてもよいことになっています。

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ほずみん
ほずみん

先日も別の所で「血圧141だったら? 139だったら?」といった質問を受けました。
血圧は交感神経等の作用により大きく変動するものです。CSはわかりやすさを重視して、クリアカットに血圧で線引をしますが、実臨床ではそう白黒の結論をつけられないことも多いです。↑でしょうたさんの仰せのように、病態から総合的に迫ることが大切。

この時期、どんどん細かなことが気になる方が例年増えてくるのですが、
 ・微妙なラインの議論には首を突っ込まない!(グレーゾーンな領域のどうでもいい議論をしている人たちは無視)
 ・問題として出たら、選択肢に優劣をつけてベストなものから選択する。
 ・そもそもグレーゾーンの議論を要求する問題は合否を分けない(or グレーゾーンな議論と自分が錯覚しているだけなので、一度リセットして考え直す)
といった姿勢を推奨します。

とても納得できました。しょうたさん、穂澄先生、ありがとうございました。

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